未来舎正弦波インバーター
車内で家庭用の電化製品諸々を使用したいとのご希望の為、未来舎の正弦波インバーターを設置しました。今回使用したのは1500Wのタイプです。
ハイエースのサブバッテリーから電源を取り、150Wのヒューズを間に入れています。インバーター本体にも安全装置がありますが、ヒューズの使用でさらに安全性を確保しています。
インバーターはACC連動にして、さらに手動でインバーターの電源をON/OFF出来るスイッチを取り付けました。インバーター本体にはコンセントが2口ついていますが、オーナー様のご希望でインバーター本体に2口、さらに延長して3口のコンセントを使用出来るようにしています。
試しにT-falでお湯を沸かしてみましたが、ヒューズが飛ぶ事もなく無事にお湯が沸きました。
インバーターの設置位置は、ステップ部分となりました。インバーター本体の通気も考えてBOXを制作し、大人一人が足で乗っても壊れないように作っています。BOXの上部には滑り止めのシートを貼りました。
PHASS FD0590EX
PHASS FD0590EX 13センチアルニコフルレンジEXを取り付けました。
ドア内部の空間が狭く、制震などの作業がかなりしづらいので苦労しました。。。
今回からドアのインナーパネルの形状が若干変わったようで、今まではドアの内張にスピーカーが当たって取り付け出来ませんでしたが(スピーカーの大きさと奥行きで変わります)今回は大きな加工なしで取り付け出来ました。
完全制震・静音施工との同時作業の為、ドアの内張までシッカリと制震を行っています。通常のスピーカー取り付けとドアセッティング施工の場合では、ドアの内張への制震はオプションとなります。
ハイエースの内張の裏側は、純正状態ではスポンジすら貼っていない状態で樹脂むき出しのままとなっています。
PHASSスピーカーの音質などについては、PHASSの専用ページをご覧下さい。
純正ステアリングスイッチ
ハイエースDX では、オプションでステアリングスイッチの設定が無いので、車両の購入時には、ハンドル左部分のスイッチはありません。
ステアリングスイッチは、ナビの操作において何かと便利なので、付いている方が有りがたいですよね。。。
そこで、純正部品のステアリングスイッチとスパイラルケーブルを取り寄せ、ステアリングスイッチからナビの操作を可能にしました。
純正部品の取り付けのみでは動作しなかった為、配線の加工を行いました。
配線可能の試行錯誤のうえ、無事にナビの操作が可能になりました。
DXでもオプションでステアリングスイッチの選択が可能になると良いですが・・・
DXでは、車内の内部配線が何かと省略されているようで、途中だけ配線があったり無かったりと、他のグレードとの製造過程の都合ですが、純正の配線が有ると思って作業を行うと、思わぬアクシデントに見舞われます。。。
リア用スピーカーその他
フロントはナビ連動のドライブレコーダーを取り付けました。2019年8月時点ではPanasonicのナビではフロント・リア共に連動可能なドライブレコーダーが無い為、リアは単体で動作するタイプとなります。
使用したドライブレコーダーはコムテックのZDR-013です。コンパクトでモニターレスの為、リアへの取り付けにはちょうど良いかと思います。
2019年9月中旬以降から、Panasonicのナビ及び周辺機器がリニューアルされました。9型モニターが10.1型へと大きくなり(本体自体の大きさは変わりません)フロント・リア共に連動可能なドライブレコーダーも発売されています。
リア用のスピーカーは、Pioneerの業務用を使用しました。ナビのリアスピーカー出力を利用して鳴らしています。
純正のリアスピーカー配線から延長させて鳴らす予定だったのですが、リアスピーカーの純正カプラーと周辺の純正配線は有るのですが、途中の配線が省略されているようで、取り付け後に鳴らしてみると鳴らない!?となり、結局スピーカーの配線をナビ裏から新たに引き込みました。
ルーフにはALPINEのPXH12X-R-AVを取り付けました。12.8型なので大きく見やすいです。PanasonicのナビとHDMIで接続しています。
業務用のシッカリとしたBOXスピーカーなので、音質は予想以上に良かったです。
その他、コムエンタープライズのオートライトキットを取り付けています。
オートライトキットの本体はハンドル奥の空間に設置しています。
PECS MARK-IV
無交換式オイルエレメントでお馴染みのPECSの取り付けです。PECSはディーゼル車にこそ威力を発揮します!!
オイルエレメントという製品の構造上、取り付け時にはオイル交換が必要となりますので、オイル交換時期に合わせて取り付けを行うと無駄がありません。。。