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​カーオーディオの
実態とケーブル

雑誌やネットの情報を鵜呑みにしていませんか?

情報よりもご自身の感性を大切にして下さい

​オーディオのノイズ対策

ノイズ対策

まず、外部アンプを搭載している場合、ケーブルの設置場所や使用している機器によっては様々なノイズがスピーカーから聞こえる時があります。

元々1つのオルタネーターからバッテリーを通して電気が流れているので、ノイズのレベルは様々ですが、オーディオに限らずとも何かしらのノイズは必ず発生しています。

カーオーディオに関しては、アンプを取り付けた際に、信号の増幅でノイズまでハッキリと分るようになった・・・と言うだけで、アンプの取付前からノイズは発生していたのですが、聞えなかったと言うだけのことなのです。。。

 

スピーカー自体に問題が有る場合、こちらもノイズが発生する可能性があります。スピーカーのコーンを破損させた時や、見た目には変化が無くても落下させてしまった・・・定格をオーバーした電流が流れてスピーカーが破損した・・・など。

また、アンプのゲインが高すぎても、ツイーターから「サー」と言うノイズが聞こえたりします。RCAやスピーカー端子の接触が悪い場合や、その他アンプ自体に何かしらの異変(劣化や寿命など)がある時にもノイズが発生します。

CDなどのユニットが不調の場合にも、ノイズが発生します。

オルタネーターやバッテリーの劣化、それ以外でもありとあらゆる劣化が原因となります。

スピーカーに耳をくっ付けないと分からないレベルのノイズから、アクセルを踏んだ時などにヒュイーンと聞こえるノイズ、市販のHIDを付けた時に多い高周波ノイズ(ラジオノイズ)など

これらのノイズを除去する方法として、1番手っ取り早いのがノイズフィルターです。ただし、ノイズフィルターならば何でもイイのか・・・?と言うと、ノイズの種類に合うフィルターを取り付けなければ効果はありません。しかし、ノイズフィルターは無駄な努力をしなくても、かなりの割合でノイズが軽減されます。(軽減されるだけで根本からノイズが無くなるワケではありません)

ただ、ノイズフィルターを取り付ける前に、運が良ければ少しの作業でノイズが軽減する場合があります。(無駄な努力になる場合もあり)オーディオの音質を重視するなら、出来る限り余計な機器を挟まないのが理想なので、フィルターを取り付ける前にいくつかの確認をしてみます。

 

電源ケーブルと音声信号ケーブルは、可能な限り離す事が前提です。電源ケーブルとRCAケーブルなどを一緒にして束ねて通している場合などは、まず両者を最大限離す事から始めます。

 

ノイズフィルター以外でノイズ除去を行う方法として、まずアースの見直しです。

アンプを設置していると前提して、アンプから
・アースケーブルの長さ
・アースケーブルの太さ
・アースの場所
上記を確認して、アースケーブルの長さが長すぎる場合は、短く済む場所に変更可能なら、出来るだけ短くする。長さの変更が不可の場合は、ケーブルを1段階または2段階太くする。シッカリとアースの取れている場所かを確認する。鉄板の塗装を削った方がより確実です。

上記で問題がなければ、バッテリーのマイナス端子からボディーアースの純正ケーブルを現在より1段階又は2段階太いケーブルに変更する。



上記で特に問題なければ、さらにアンプのアースをバッテリーのマイナスに接続してみる。
この場合は、アンプの位置によっては悪化する可能性もあるので、特にバッテリーとアンプとの距離がある時は、ケーブルを出来るだけ太いものを使用するのが良いです。細く長いアースは、ノイズ対策としては逆効果となります。

 

安定化電源などを使用している場合は、取り付けの説明書を確認し、電源とアースを同じ長さに揃える旨などの記載がある場合は、可能な限りそれに従うようにして下さい。

ノイズの原因がオルタネーターノイズの場合、上記の他にもオルタネーターから1本バッテリーのマイナス端子又は、近くへボディーアースしてみます。この場合にも、出来るだけ太く短いケーブルを使用します。バッテリーのマイナス端子かボディーアースのどちらが効果的かは、実際にアースを取ってみないと分りません。

オルタネーター本体が古くなって弱っている場合、ノイズが大きくなりますのでアースの見直しの前に、オルタネーターを新品に交換する方が確実です。


もう1つ、ヘッドユニット本体のアースです。ユニット本体のアースはどこで取っていますか?

ユニット裏の鉄板を利用している場合が多いと思いますが、純正オーディオを使用していた時の配線の中にアースがあると思いますので、切断して、そこに繋げるの方が効果的な場合があります。

 

アースの場所やケーブルの太さ・長さに関しては、実際に作業してみないと効果は分りませんが、参考にして下さい。

市販のHIDを取り付けた際に、ノイズが発生する可能性があります。

このノイズに関しての対策もアースの取り直しや、バラストの設置位置の変更がほとんどになりますが、実際にアースの取り直しでノイズが無くなる事は、ほぼありません。成功しても若干減少する程度となります。

アースのケーブルを少し太いのもに変更して試してみるのも良いかと思います。

根本的にHIDのバラストやバーナーから発生するノイズがスピーカーに乗ってくるので、原因となるHID自体を取り除かなくてはノイズは消えません。

 

ノイズフィルターで軽減は可能ですが、HIDのノイズは強力な為、完全に除去するのは難しいです。

ノイズ対策を施してあるHIDを探して取り付けるのが、現時点でのノイズ対策となります。

ノイズ対策で、アースの見直しをすると、結果的に車自体の変化も現れたりします。

アーシングと同様の効果が得られ、ノイズ対策と一石二鳥となって良い場合がありますので、ノイズに関しては無駄な努力を覚悟の上、是非お試し下さい(笑)

アースの見直しを行っても、ノイズが必ず改善されるとは限りません。殆どの場合が、若干マシになった・・や、変化が見られない・・です。

改善されれば、かなりラッキーだと思って下さい。

 

ノイズを完全に取り除くには、原因が分かっていれば、その機器の取り外ししかありません。完全に取り除くのは不可能でも、改善策としてやはりノイズフィルターが有効です。

でも、フィルターが無くても、気になるようなノイズなんか入っていない!!と言うのが理想ですよね。。。

 

上記のノイズ対策は、専門知識の無いユーザーが行なっても比較的安全な作業のみご紹介しています。

 

ノイズ対策で、その他有効だと言われているフェライトコアの使用もありますが、ノイズの種類やフェライトコア自体の知識が不十分な場合、安易に取り付けを行うと危険です。

フェライトコア自体の取り付けが簡単なので、つい試してみたくなるとは思いますが、思わぬ所で不具合の発生や、発熱によりショートしたりする危険が有りますので、むやみに取り付けはしないで下さい。。。

作業開始から完成までの画像と、作業詳細のレポートをお客様にお渡しするサービスを行っています。

ご自身のお車の作業がどのような状態で進めれていくのかが、よく分かります。

大変喜ばれているサービスです。

​詳細は、作業画像お渡しサービスをご覧ください。

​LED HIDの選び方

LED

現在はHIDよりも、LEDの方が主流になっています。

バルブには変わりないので、HIDをLEDに当てはめてご観覧下さい。

 

最近・・でもないですけど、HIDが通販などで格安で購入できますよね。。

バルブ感覚で購入できるようになり、気軽に購入したものの左右の色が違う・・といった事が多発しています。

確かに値段は安いけれど左右の色があまりにも違ったら、せっかく購入しても意味ないです。

だからといって、高いメーカー品だと左右同色か・・・というと、そうでもありません。左右の色違いの保証はあるので交換になりますが、手間ヒマ掛かります(泣)

では、どうすれば安くても左右同色のHIDを購入する事ができるのか???

まず、一番は左右色違いの場合の対応をシッカリ確認する。オークションやネット販売などの安価なHIDは左右の色違いは保証外が多いので気をつけてください。

なぜ、色違いの保証対象外が多いのか・・・

「左右で色が違う」という感覚が人によってまちまちで、個人差が激しいので・・と言うのが表面上の理由ですが、ショップ側の立場として、実際にHIDの左右色違いは多く交換可能にしてしまうとキリがない・・と言うのが本音でしょうね

安価で購入して、左右色違いなどの事前検査をすると人件費がかかり、販売金額が上がってしまうので、それでは品質の悪いHIDが高くなり・・・結果、販売不振。。。

海外大量生産品を格安で仕入れ、格安で販売するのは商売としてはイイですが、購入者の立場となって考えた時、HIDと言う商品の性質上、左右の色違いは無視出来ない問題です。

 

そこで、左右色違いを保証対象にしてしまうと、大量購入したHIDは「商品」として販売しても、大多数が交換となり、業者は商売として成り立たないでしょう。

しかし、取扱商品に自信のあるショップさんは、交換対応して頂ける事が多いです。要するに、色違いで返品不可の商品は、それなりの品質であると思った方が間違いないでしょう。

いくら、カタログ上やネット上の商品紹介が素晴らしく見えても、結局は色違い交換不可なら、色違いの商品に当たった時のリスクは覚悟しなければならないでしょう。。。

 

最近、オークションなどで調べましたが、1万円までのHIDは色の違いを保証してくれる場合はほとんどありませんでした。

値段的に1万円を超えると、左右色違いの交換が可能な割合が多いか、出荷前に確認しているので、左右色違いが少ない場合が多いです。断言できませんので、ご自身で商品の保証内容をしっかりと確認する事が大切です。

最低でも出荷前に点灯確認などをしている所が、まずは安心。。。といえる・・かな???

でも、なぜかHIDの送料は1500円とか、結構高い設定のお店が多いです。商品のHIDを安く販売するので、送料で利益を加算しているのでしょうか? 送料の設定でお店の良心的度が分かるような気がします

8000K以上のHIDは避ける・・これは、一概にはいえませんが8000KまでのHIDは比較的 左右の色違いが少ないような気がします。

でも、高温色のHIDが欲しいと言う方には・・・上記に注意して半ば運に任せて購入。。。(笑)

HID自体の性能が良くなってきているので、比較的安価なHIDでも左右色違いの問題は減少していますが、それでもまだまだ安心はできません

どうしても、左右の色違いはイヤだと言う方は、安価なHIDには手を出さない方がイイでしょう。左右色違いの交換可能な商品を購入するべきです。

当店では、品質の悪いHIDは正直販売したくありませんので、左右色違いの保証、バーナー・バラストの品質や保証など、本当にシッカリとした商品に限り販売しています。それでも保証はあるものの毎回ドキドキしています(汗)

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